【討論発言全文】
では、議案第１４号について『反対』の立場から討論させて頂きます
この議案は、指定管理者の指定に関する事案ですが、プロポーザル方式での公募に２社の応募あり、５名の選定委員のうち３名の賛成の結果、事業者が候補者として選定された、ということであります。
募集内容に伴った書類審査、面接審査、質疑応答及び討論の審査を経て選定されたことは承知していますが、今回選定された事業者は銚子市内に事業所が設置されていない事業者であるということ、また、現在の指定管理者であり今回も応募した事業者のこれまでの実績評価の審査に対して、異議を唱えたいと思います。
まずは、市内に事業所を置かない事業者を、市の指定管理業者で受け付けることに対してですが、日頃より財政難の銚子市内で、尚且つこのコロナ禍で歯を食いしばって事業している市内事業者をないがしろにしていると強く感じます。
このような事を続けていますと市内で事業をすることへの不信感を与え、労働意欲の低下を招き、しいては事業所の流出にもつながりかねません。今一度地元事業者を守るような取り計らいをしてほしいと感じます。
また、今回選定されなかった事業者は、5年間の運営実績はもとより、銚子市子供子育て会議の場においても銚子市の子育てに対してひとかたならぬ助言提言をしており、銚子市に於ける貢献度は計り知れないものであります。しかし、今回の審査において、そのような内容が正しく評価されていないと強く感じます。
これら２点の事を踏まえて、今回の事業者選定について到底納得できることではありません。以上の理由を持って、市内事業者を守る市議会議員の立場として、議案第14号について反対いたします。
他の入札（プロポーザル含む）でも市内事業者が蔑ろになっているものもあるようなので今後も市内事業者の為にも活動していきます！