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令和3年度一般会計予算案に反対しました。

反対討論での発言内容は以下の通りです。

 

 

議案第5号令和3年度一般会計予算及び議案7号令和3年銚子市病院事業会計について反対の立場から討論いたします。 

新型コロナウイルス感染症の影響による財政危機の中、令和3年度予算の歳入見込みは前年当初予算比較でもマイナス58億円と大幅な減額を予定しているにも関わらず、一般会計の一般職に関しての給与費及び共済費の合計金額が昨年度より642万円の増額計上としてあります。これは、総合計画に書かれている定員適正化計画、また緊急財政対策に基づく人件費削減計画を無視している為であり、新型コロナで影響を受けて苦しんでいる市民に対して到底許されるこのではない事であります。 

自ら決定した銚子市の最上位の総合計画をないがしろにした予算計上は到底納得できません。 

また、一般会計より病院事業会計への人件費補助3億5千万円を含む5億2500万円の繰り出し支出は、病院事業の増収事業として予定していた、眼科や整形外科での手術の実施、また回復期リハビリ病棟開設が計画通り実施するにも関わらず、昨年度当初予算より大幅な増額計上は納得できるものではありません。 

令和2年度は国からの新型コロナウイルス対策の補助金1億5千万円が加算されての人件費補助総額3億5千万円となりましたが、今回は当初予算から3億5千万円計上となっております。コロナ禍で一般市民は1万円の支出さえも厳しい状況の中、5000万円・一億円といった数字をいとも簡単に計上する感覚に疑問を抱きます。 

以上を踏まえて議案第5号令和3年度一般会計予算及び議案第7号令和3年度銚子市病院事業会計予算について反対致します。