議員定数削減の陳情された案件について付託委員会の不採択という結果に（議員定数削減に賛成するために）反対の立場から討論しました。
陳情第25号及び第29号銚子市議会議員の定数削減を求める陳情について、付託委員会委員長報告での不採択について反対の立場から討論させて頂きます。
銚子市は現在財政難の為、平成30年11月より緊急財政対策を実施しており、福祉政策はじめ103の事業が廃止または見直しされています。また昨年の国勢調査の結果5年間で5937人の人口減少、実に一年間で1200名近くが減っているという厳しい現実を突きつけられました。さらに、昨年からの新型コロナウイルス感染症の影響で市内の事業者及び市民は大変疲弊しており、財政面でも来年度はさらに厳しい状況は続くと考えられます。
私たち議員も市民の声を届けるための議論や提案をしてきてはいますが見違えるような財政改善は出来ていないのが現状です。また議員報酬の減額や政務活動費の削減もしてはいますが、市民の暮らしを考えますとまだまだ真剣さが足りていないように感じます。
そこで、市民とともに臥薪嘗胆し、厳しい状況を打破した財政改善を目指すべく、また少数精鋭の議会運営を志すための議員削減はすべきと考えます。
以上の通り陳情第25号及び第29号について、委員会付託され不採択されたことに反対致します。